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東北学院大学

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吉田望名誉教授が2021年度日本地震工学会功績賞を受賞しました

2022年04月26日

 長年にわたり地震工学の分野で優れた研究成果を挙げたとして、本学の吉田望名誉教授(地震地盤工学)が公益社団法人日本地震工学会から「2021年度日本地震工学会功績賞」(受賞業績名:液状化地盤の非線形解析技術に関する研究?教育と研究成果の応用による同分野の発展に対する貢献)を授与されました。
 同学会は、地震工学の進歩および地震防災事業の発展を支援し、学術文化と技術の進歩や地震災害の防止?軽減に寄与することを目的としており、功績賞はその進歩や発展に顕著な功績があると認められた研究者などに贈られるものです。
 吉田名誉教授は地震工学、特に土に関する力学である動土質力学と呼ばれる分野において、多くの研究者や技術者の育成に貢献。一貫して表層地盤の地震による液状化現象などの解析手法に関する研究を行い、地震時の地盤の揺れかたを予測するための解析手法「地震応答解析」のプログラム作成や普及?教育に寄与するとともに、これに関する多くの書籍を著してきました。
 また、地震災害直後の液状化調査について、1995年の兵庫県南部地震におけるポ-トアイランドなど液状化地盤での地震観測記録の分析や解析、液状化によって地盤が水平方向に移動する「側方流動」の評価などの業績は、地盤災害のメカニズムの理解や現在の対策検討手法の確立に大きな影響を与えました。
 同学会では、2003年度と2004年度に総務理事、2008年度と2009年度には副会長を務めるなど、運営にも貢献。2010年に功労賞受賞、2017年には本会名誉会員に選出されています。

【関連リンク先】公益社団法人日本地震工学会