教員紹介

TEACHER INTRODUCTION

天野 和彦 教授

スポーツマネジメント

専門はスポーツ経営学で、本学科では「スポーツマネジメント」の講義を担当しています。地域におけるスポーツ実践研究として、スポーツ行政組織やスポーツ集団の組織論、教育現場での学校体育運営組織や運動部活動のマネジメント、民間スポーツクラブ経営やプロスポーツクラブの地域連携等、幅広いフィールドに関心があります。部活動の現場に今も携わっており、実践を通して本学のスポーツと学生生活を支えれたらと思っています。

井川 純一 教授

産業?組織心理学

産業?組織心理学を担当しています。ライフワークとしているバーンアウト (燃え尽き症候群) の研究以外にも、最近はYahoo!ニュースやYouTubeにおけるコメント機能の社会的影響や、Instagram等のSNSに関連する研究に力をいれています。日常生活のちょっとした気づきや疑問を深く思考することで、新たな知見を生み出すことができるというのが心理学の面白いところです。一緒にいろいろなことを学び、その成果を社会に発信していけるような学生を育てたいと思っています

臼倉 瞳 准教授

感情?人格心理学

対人関係で空気を読むことの健康的?不健康的側面に興味があり、他者から悪く思われているのではないかという心配や、文脈に応じて自分の感情を強調あるいは抑制して表現する能力に関する研究をしています。また、災害後のメンタルヘルスに関する研究?支援の経験から、辛い出来事の後に人が回復していくプロセスにも関心があります。臨床心理士と公認心理師の資格を持ち、公認心理師資格取得に関わる科目も担当しています。

平野 幹雄 教授

教育?学校心理学

記憶に困難を抱える方々や社会性に困難を抱える子どもを対象に彼らの特性の理解に向けた研究を進めてきました。加えて、震災後のいわゆる支援者支援(保育士、保健師等)に継続的に携わっており、気になる子どものアセスメントのあり方等について実践的に研究を進めてきました。

高橋 信二 教授

スポーツ心理学Ⅰ

「運動をすると頭が良くなる」と聞くと皆さんどう思いますか?「ウソ!」と思うかもいるかもしれませんが、本当です!運動は身体の様々な機能を活発にさせて、脳の機能を高めます。また、認知症などの病気も予防したりします。「本当かな?」と思った方は、詳しく説明しますので、心理行動科学科で一緒に学びましょう!

萩原 俊彦 教授

発達心理学

発達心理学を担当しており、動機づけ、青年のキャリアが関心分野です。発達とは、人が生まれ大人になるまでの心身の構造?機能変化の過程であり、近年は受精から死までの一生を「発達」ととらえるようになっています。この過程を心理学的に探究するのが発達心理学です。人が?育ち、学ぶ?ことに深くかかわる領域であることから、発達心理学は心理に関する支援を行う人にとって欠かせない学問と言えるでしょう。

宍戸 隆之 教授

保健体育科教育法(概論)

本学科では、スポーツ科学の専門科目と教職関連科目を履修することで、中高保健体育の教員免許を取得することが可能です。私は、教職関連科目で必修となる保健体育科教育法(概論)(理論)を担当します。保健体育科教育法の授業では、現行の学習指導要領に対応して、最新のICTを活用した体育の教授技術を習得することが可能です。スポーツ科学に精通し、ICT活用技術を身につけたこれからの体育教師を目指してみませんか?

岡﨑 勘造 教授

学校保健Ⅰ?Ⅱ

子どもの心身の健康、睡眠、運動習慣を考える研究をしています。遊び場(街など環境)の変化、デジタルデバイスの普及など社会の変化に伴い子どもの睡眠、運動習慣は変化しています。「現代っ子の睡眠、運動習慣の現状はどうなっているのか」「睡眠と運動は心身の健康にどのように関連するのか」など心身の健康、睡眠、運動の関わりを考えることで社会貢献できることを目指しています。

櫻井 研三 教授

知覚?認知心理学

専門は感覚と知覚の心理学です。心の働きは複数の感覚器官で外界の情報を捉えるところから始まり、脳がそれらの情報を取捨選択し、あるいは統合することで「意識」が生まれます。これらの段階でどのような処理が行われているのかを研究するのが知覚心理学であり、私たちの「意識」とは何かという問題に実験的手法で迫ることができます。私は錯視や身体の錯覚を手がかりとして、「意識」を生み出す知覚過程の解明を続けています。

神林 博史 教授

不平等の社会学

私たちの身の周りで起きる様々な現象は、社会のあり方と密接に結びついています。個人の心のみに注目するのではなく、人と人との関係や、ルールや制度の影響など、より広い視点から物事を考えるのが社会学の特徴です。私自身の専門は、社会的?経済的地位の不平等(格差)です。現在の日本社会の不平等の実態はどうなっているのか、人々は不平等をどのように認識しているのか、不平等は健康の問題とどう結びついているのかを研究しています。

吉田 雄大 准教授

運動方法学

スポーツのパフォーマンスに関心があります。スポーツパフォーマンスは心?技?体で構成されると言われておりますが、技を評価ための動作分析や、体力を評価するための体力測定などに関する研究をしています。また、テクノロジーがスポーツあるいはスポーツパフォーマンスの向上にどのように関わっているかについても関心があります。授業は運動方法学を担当しています。スポーツ科学に関する知識はもちろんですが、実践にどのように知識を活用するかについて一緒に学びましょう。

仙田 幸子 教授

家族社会学

女性が職業を持つことが女性の人生にどう影響するかを研究しています。国の統計を分析することで分かってきたことの一つは、仕事以外で達成したいこと-たとえば出産-が実現されないリスクが職業によって異なるということです。ある選択がその後の人生の選択肢を思いがけずに限定してしまうのです。皆さんにも、統計を活用して「自分の問題」を社会的問題として明らかにするスキルを獲得してほしいです。問題を明らかにすることで解決策が見えてくるからです。

坂本 譲 教授

衛生公衆衛生学

ヒトの健康に関わる様々な要因について,特に身体の防御機能である免疫系に興味をもっています.身体は常に外界からいろいろな影響を受け,またその影響を最小限にしようとしていますが,身体の中の変化は簡単には見ることが出来ません.私は免疫機能の変化を通してこの見えない部分を分かりやすく可視化し,ヒトの健康増進に関わっていければと思っています.

加藤 健二 教授

知覚?認知心理学

同じものを食べても気心の知れた人と一緒に食べるとおいしいのは何故か、道に迷いやすい人とそうでない人がいるのは何故かなど、私たちの日常的な行動?意識の背景で働く認知的なメカニズムについて研究しています。人間関係や社会的な行動を理解するための基礎的検討とも言えるでしょう。みなさんが自分独自の研究テーマを見つけ、それを探究するお手伝いをしたいと考えています。

金井 嘉宏 教授

心理学的支援法

臨床心理学が専門です。心理的な問題や症状(不安、落ち込み、怒りなど)で困っている人が生活しやすくなって笑顔が増えるような研究と実践を行うことを目的としています。特に、認知行動療法という心理療法に関する研究と臨床実践を行っています。ストレスや悩みを抱えたときに、どのように考えて、どのように行動したらよいのか、どうしたらポジティブな感情が高まるのか、そのコツをみつけてみんなで共有したいと考えて研究しています。

東海林 渉 准教授

健康?医療心理学

専門は健康心理学、臨床心理学です。授業では学習?言語心理学、健康?医療心理学、公認心理師関連科目などを担当しています。私の研究テーマは糖尿病を持つ人の心理学的支援に関する研究ですが、ゼミの学生たちは病いや障害に限らず、各々が現代社会にある心身の健康?不健康に関する現象をテーマにして研究をしています(例えば、効果的なストレス対処、会食恐怖、紙vsデジタルの学習効果比較、スマホ利用の健康被害など)。